shigusa_t’s diary

当たり前の疑問を口に出せる人になりたい。

この先20年やっていけそうな分野に関する妄想

ここから先20年ぐらい安定して伸び続けてグローバルに食いっぱぐれなさそうな分野を自分なりに真剣に考えてみたけど、 コンピュータサイエンスと医薬系が真っ先に思いついて、次点で各種工学系や物質・化学系とソフトウェア開発という感じになった。
このうちどれかがちゃんとできればなんとかなりそう。以下は私見まみれなのでなにかおかしなことを言っていても許してほしい。

それぞれ根拠を書くとだいぶ長くなりそうだから省くけど、基本的には今後も人間の仕事はどんどん機械に代替されていくので、

  • 機械を使うor作る側であるか、技術的に自動化しきれない職種であることが前提で、
  • かつ自動化が進んだ後の効率的な世界で人間にとって不可欠なものを生産する仕事であり、
  • 今後の発展の余地が多く残っていて、
  • きちんと勉強すれば特殊な才能はなくても第一人者になれて、
  • かつちょっとやる気になった人がすぐには参入できない程度にハードルが高い

という条件で選んだ。
一番最後がすごく重要で、長い期間かけて専門的な蓄積をしていないと話にならない職業であれば、途中で切り替えて参入してくる人数そのものが限られるので、適切な需要がある限りは所属してる組織が倒れても十分な待遇のある次の仕事を見つけられる。

上記の全ての職種に共通してプラスアルファになる下地として、数学と統計と英語とITリテラシーとコミュニケーション能力(この言い方はどうかと思うけどいろいろひっくるめてこう書く)があると思う。
専門がしっかりしてれば基本的には大丈夫なんだけど、どれかできるごとに1ランク持ち上げられるイメージ。

ここで取り上げなかったクリエイティブ系や対人系、あと上で挙げなかった理学系は確かに機械では代替しにくいし、揺るぎない実績をあげれば以降は暮らしやすいんだろうけど、一発当てるまでが運ゲーすぎる。パイも小さい。
明らかな才能がある人に限ってはむしろ安全だし魅力的な選択肢なのかもしれないけど、そうでないなら茨の道になる気がする。

文系はいろいろ考えたけど全部どこかで引っかかってしまった。専門としての深みが足りなくてハードルにならないか、機械代替性が強かったり需要の絶対数が足りない分野が多いと思う。

共通して言えるのは、資格取っちゃったら安全系の職業は同じことを考える人が流入してレッドオーシャンになるので(もはやなってる)、食いっぱぐれるリスクを避けたければ一生勉強し続けるのは前提として、自分が生涯をかけて学んでいっても楽しめる分野、頭に入ってきやすい専門を選んだ方がよいのでは、ということ。
それがどうにもできそうにないのなら、安定性はある程度諦めて後でひっくり返されないよう祈るしかないように思う。

公務員みたいな特殊な閉鎖環境を除けば、結局は参入障壁のでかさ、継続学習コストの大きさが以降の安定性とほぼイコールになっている気がする。
大学生は積極的に他人がめんどくさがりそうな、かつ自分は面白いと感じるようなことを学ぶのがいいんじゃないだろうか。

 

という持論をがーっと書き出してみたわけだけど、恐らくだいぶ偏ってるんだろうなと思う。
上で述べたのは自分がわりかし知識吸収を楽しめる方で、かつ対人能力の土俵では加点できない弱者であるという前提のもとで考えた戦略。知識や技術の正味量によってジャッジしてもらえて、その他の要因でかき乱されない方向を志向している。

これとは真逆の、大抵の人より世渡りの類は上手く捌けるけど、一生学び続けるなんて苦行でしかないよという人にとっては全くとんちんかんな考え方になっているかもしれない。そして、実際そういうスキルセットの人は結構な数いるのだろう。
そういう人にとっては知識の蓄積なんてしなくても、ひたすらコネを構築したり風を読んで渡り歩いていく方が手っ取り早くて安定するのかもしれない。

何が言いたいかというと、バックグラウンドがかけ離れてる人のアドバイスほど当てにならないものはないよなあということ。

対人ダメ勢かつまだ在学中の人に限って話をすると、上で挙げたルートだと、コミュニケーション能力や大学入学までの学力は上手くいくかどうかに致命的な影響は持たなくて、入学後に専門に夢中になれるかどうかが結構な部分を左右すると思う。
学ぶのが苦痛だと思ってしまうと相当厳しいんだけど、逆にやってみてこれは面白いぞと思えてしまえば勝ちみたいなところがある。面白いと思えるかどうかは少しかじってみないと分からないので、ともかくも学生のうちに、まず一度検討してみてほしい。
先4つはそういう学部に入らないと難しいけど、他学部からでも早いうちから準備して編入や院試で転部というルートは十分あり得るし、ソフトウェア開発に至っては文系の独学ですらいくらでもやりようがあるように思う。

大学や大学院で稼いだ知識量をそのまま仕事の参入障壁にできる方向性はかなり生きやすいのでおすすめですよということ。
みんな何事もなかったかのように大学でやったこととは全く無関係な仕事に流れていくけど、それってすごく勿体ないと思う。4年以上かけて築いた知識の城を門外漢が踏み越えるのはものすごく困難なことだし、逆から見ればそれだけの資産になる。
自分が言えることはそのぐらい。